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【特徴】 佐賀県東松浦郡の(有)エデンのタマゴで生産されている。自家配合飼料の主原料は天然ヨードを含んだ海草やにんにく、とうがらし、魚粉、牧草、とうもろこし、腐葉土、カキガラ、生米ぬかなどで、イオン水を給水している。
【銘柄】 エデンのタマゴ
【産出国】 日本
【都道府県】 佐賀県
≪ヨードのこと≫ ヨードは甲状腺ホルモンの成分。新陳代謝を調整する。成長期の発育を促進するミネラルの一種。甲状腺は全身の新陳代謝を支配するホルモンをつくる器官。脳下垂体前葉から甲状腺刺激ホルモンの命令で、トリヨードサイロンとサイロトキシンのホルモンをつくって体内に送り出してい。正常な甲状腺は約40mg%、これが10mg%以下で、甲状腺ホルモンの分泌不足や甲状腺肥大などが起こる。ヨードの欠乏症は、肥満、低血圧、貧血、遅脈などから、感動が鈍くて元気がなくなることもある。また、乳ガンを誘発することも知られている。また、沃素の過剰投与は危険だが、飼料に入れている場合は関係ない。
≪にんにくの話≫ にんにくは強壮効果を発揮する。強力な酸化還元作用で、体内に入った栄養物を完全に燃焼させてエネルギーにする。それで体組織を若返らせ、新陳代謝を盛んにする。強壮、疲労回復、食欲増進、解毒等に効果がある。アリインはアリナーゼと言う酵素の作用によりアリシンに変化する。アリシンは特異臭を発揮してニンニク臭となる。アリシンは強い抗菌力を持ちチフス菌やコレラ菌を、寄生虫や原虫、抵抗力の強い結核菌やライ菌にまで作用する。ほかにニンニクはビタミンB1を腸内分解するアノイリナーゼ酵素の作用を防止し、B1を長く体内に留まらせ脚気の予防にも役立つ。ニンニクの効用、強壮、強精、カゼや結核、不眠症、冷え性、寄生虫、痔、便秘、疲労回復、神経痛、筋肉痛、高血圧や動脈硬化、ガン予防等々。