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【銘柄】 鳥取和牛
【産出国】 日本
【都道府県】 鳥取県
【品種】 黒毛和種
【特徴】
江戸時代、鳥取県は日本有数の牛の生産地で、在来の鳥取県の牛の特徴は体質強健、性質温順で飼育しやすく、しかも肉質が良いという長所がありましたが、体格が小さく晩熟であるという短所もありました。そこで、明治から大正初期にかけて、改良を進め、在来の長所に早熟早肥の特徴を加えた「因伯種」を完成。大正9年には、血統を固定するため牛の戸籍管理である「和牛の登録事業」に着手。その結果、鳥取の牛は「因伯牛」として全国に知れ渡り、全国の新しい産地に多くの種牛を供給する。