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【銘柄】 インギー鶏
【産出国】 日本
【都道府県】 鹿児島県
【品種】 純粋種
【特徴】
南種子町の天然記念物。明治27年イギリスの帆船「ドラメルタン」号が暴風雨により漂着、その中で飼育されていた鶏を11羽もらい受け、そのイギリス人たちのことを地元の言葉で「インギー」と呼んだことにより、その鶏を「インギー鶏」として現在まで大切に飼育された。学術的にも世界的に珍しい鶏として注目されている。既に英国に於いても一羽もいないとのこと。尾骨があって尾羽がなく弾力がある肉質は柔かく大変おいしい鶏である。一羽の大きさが小さく、肥育期間が長いのが難点。ちなみに価格は、普通の鶏の約3倍の値段で大変高価なもの。