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【銘柄】 かづの牛
【産出国】 日本
【都道府県】 秋田県
【品種】 日本短角種
【特徴】
かづの地域で飼われたのは、約260年前で、尾去沢鉱山の鉱石を運搬する役畜として使用されたという記録が残っている。本格的に肉用牛として飼われたのは戦後で、かつては約3,000頭が飼育されていましたが、現在では北海道と北東北3県で肥育されていて、全国的にも数の少ない希少品種とされている。短角牛肉は低脂肪の赤身肉で、霜降り重視の日本では市場評価は低いが、旨みのある美味しい牛肉として喜ばれている。草を食べて育つので脂肪の色がやや黄色みを呈しているのは、草に由来するβ-カロチンの影響があるからである。