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【銘柄】 卵王
【産出国】 日本
【都道府県】 岐阜県
【特徴】 卵王は、鶏の飼料に海藻、木酢酸及びEM菌を添加している。海藻は、ヨードをはじめとするミネラル分や、ビタミン類を豊富に含んでいて、桧から抽出した木酢酸は、鶏を健康にします。
又、EM菌を用いて全体的な環境を良好にすることで、抗菌剤を使わない養鶏にとりくんでいる。
これらの天然素材を用いることで、健康によ良い、おいしい卵づくりを実現した。
≪EM菌のこと≫ 言葉としての「EM」は有用微生物群の英語名、Effective Microorganisms (エフェクティブ・マイクロオーガニズムス) の頭文字から付けられた造語です。EMの形態は黒または茶色の液体状で、液中に複数の微生物を共生させた微生物資材です。
通常、微生物は単一種類で扱われるのが普通ですが、EMには嫌気、微好気の複数の微生物が、基質を交換しあいながら共存しています。そのため、単一種類に較べ幅広い対象に有効で、現場に使用した場合、多種の微生物がすぐに発酵の過程に進む事ができます。この、複合共生の微生物資材という点が、EMの最大の特徴です。使用されている微生物は、酵母菌や乳酸菌など、食品加工に使われる安全で有用な種類ばかりで、複数の機関がEMの安全性を確認しております。
≪ヨードのこと≫ ヨードは甲状腺ホルモンの成分。新陳代謝を調整する。成長期の発育を促進するミネラルの一種。甲状腺は全身の新陳代謝を支配するホルモンをつくる器官。脳下垂体前葉から甲状腺刺激ホルモンの命令で、トリヨードサイロンとサイロトキシンのホルモンをつくって体内に送り出してい。正常な甲状腺は約40mg%、これが10mg%以下で、甲状腺ホルモンの分泌不足や甲状腺肥大などが起こる。ヨードの欠乏症は、肥満、低血圧、貧血、遅脈などから、感動が鈍くて元気がなくなることもある。また、乳ガンを誘発することも知られている。また、沃素の過剰投与は危険だが、飼料に入れている場合は関係ない。